(前年優勝校 鳥栖工 前年参加チーム数36)
春の県大会を制した佐賀北は4番の田中幹太郎が攻守の中心。思い切りよい打撃をみせ、内野手からマウンドへ向かうこともできる。高柳俊介を軸に継投で試合を作るため、投手陣に厚みが出れば5年ぶりの代表が近づく。
唐津商の2年生エース木本夢翔は力強い速球が持ち味だ。春の九州大会では2試合連続完投で4強入りに貢献した。2年連続代表をめざす鳥栖工は、1年生で甲子園のマウンドを経験した松延響が復調できるか。
昨秋の県大会優勝の有田工や、夏は2大会連続決勝で涙をのんでいる神埼清明も力はある。龍谷や佐賀商は夏を前に調子を上げている。(森田博志)